野良猫の侵入防止対策について

更新日:2024年02月19日

猫が来るのはそこが猫にとって周辺の場所と比べて居心地がいい場所であるためです。

そのため侵入してくるのを防ぐためには猫にとって居心地がいい場所から猫が嫌う場所にする必要があります。

ここでは猫が嫌う場所にするための対策を紹介します。

ただし一つの対策だけでは猫は慣れてしまうため、複数の対策を入れ替えながら続ける必要がある点、猫には個体差があるため、あるやり方では効果がない猫や効果が薄い猫もいるなど同じことをすれば同じ効果が得られるわけではない点、猫は愛護動物であるため、殴るなどの暴力を用いて追い払う事が出来ない点には注意が必要です

またここで紹介する忌避剤は時間経過や雨風で弱くなってしまいます。

匂いになれるという意味だけでなく、香りが弱くなるという意味でも定期的な入れ替えが必要となります。

 

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤

酢

食用酢

塩素系漂白剤や食用酢、また竹酢液や木酢液などは猫除けとしてよく使われます。
ただし、そのままの使用ではにおいが強すぎるため使用の際は希釈するようにしましょう。
希釈の目安として塩素系漂白剤は濃いめに希釈、食用酢や竹酢液、木酢液は2倍から10倍程度に薄めるものとなっています。

塩素系漂白剤を濃いめに希釈する際は塩素系漂白剤のにおいが残る程度に薄めるとよいでしょう。

漂白剤を使用する際は酵素系ではなく塩素系である点は注意してください。

2倍から10倍に薄める場合は食用酢や竹酢液、木酢液などをペットボトルや霧吹きに入れる際に容器を使い、水を使う際も同じ容器を使います。

忌避剤に使う液体を容器1杯に対して水を同量入れた場合は2倍、9杯入れた場合は10倍です。
希釈した液体の使用方法として次の三つを紹介します。
1.霧吹きに入れて猫が入ってくる場所に吹きかける
2.ペットボトルに猫の鼻の高さくらいの位置に穴を空け中に液体を入れて猫の入ってくる場所やよく見かける場所に設置
3.液体をスポンジに染み込ませ、皿などにスポンジを置いて猫の入ってくる場所やよく見かける場所に設置

※2.3.のように設置する場合は長期間置くと猫は慣れてしまうため、場所や使用する液体を別のものに変更してください。

みかんの皮

みかんの皮

みかん、シークヮーサーなどの柑橘類、香りの強いハーブ、ニンニクや唐辛子、胡椒などの香辛料も効果があります。
設置場所はいずれも猫の通り道や猫が糞をする場所です。
吊るす場合は猫の顔の辺りの高さになるように吊るすのが良いでしょう。
柑橘類は右の写真のように皮をそのまま撒くだけでもある程度の効果が期待できますが、ゴミになるのは避けたい場合は柑橘類の香りのする薬品をまくか吊るすといった方法も使えます。
ハーブ類も同様ですが、ハーブ類は柑橘類と違って地面に直接植える、プランターや鉢に植えて設置するという方法を使うことも可能です。
ニンニクや唐辛子、胡椒などの香辛料は刻んだものや粉末状のものをまくか目の細かい網の袋に入れて吊るすという方法があります。

野良猫を追い払う方法

ここまで野良猫が入ってこないようにするやり方を紹介しましたが、目の前で敷地に入られている場合の追い払い方についても説明します。

・声で追い払う

・追いかけて追い払う

これを継続的に行えば猫も学習し、人がいる間は近づかなくなります。

ただし、人を恐れるようになるだけで留守になると忍び込とされているため注意が必要です。

・水をかけて追い払う

こちらも人が水をかけているとわかると同様のリスクは残りますが、人が水をかけている事を気付かせずに行うことで留守の間も猫除けを持続させる例もあります

猫に気付かれないように水をかける場合は水鉄砲などで猫が気付かないよう離れた物陰から撃つといった事が有効とおもわれます。

また、水鉄砲に入れる水はここで紹介した液体の忌避剤のうち液体である塩素系洗剤やお酢を希釈したものを使うのも効果的です。

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