野良猫との付き合い方

更新日:2024年02月19日

はじめに

ここでは野良猫と付き合っていく上での注意点を紹介します。

環境省でも紹介のチラシがありますので参考ください。

野良猫へのエサやりについて

安易に野良猫にエサを与えるとそこにいけばエサが貰えると学習してしまいます。

そうすると自力で食べ物を手に入れる能力が弱くなり、一人では生きていけないリスクが高まります。

また食べ物があることで繁殖を繰り返し、本来その場所で生きていけない数にまで増えてしまいます。

猫が増えると今以上にゴミが荒らされたり、糞による害も増え、猫への嫌悪が高まり共存が難しくなります。

地域猫として世話をしている地域でも餌やりにはルールがあります。

例えば置きエサやエサの放置などをしてはいけないとされています。

置きエサは世話をしている以外の猫やネズミやハエ、ゴキブリなどの害虫も集まります。

エサの放置も同じで食べ残しや散らかした食べかすから他の猫やネズミ、ハエやゴキブリなどの害虫が集まります。

それが衛生環境、地域の生活環境の悪化を引き起こしていきます。

猫と人間の関係悪化を防ぐためにも次のことに心がけてください。

置きエサをせず、猫の食べ残しや糞の掃除をしましょう。
周辺の清掃もしっかり行い地域の環境維持に努める事で周囲の地域猫への理解も得やすくなります。

猫が増えすぎないようにするためには不妊手術、去勢手術も必要です。

地域猫として認められるための条件は不妊、去勢手術と地域住民への理解はなしではいられません。

粟国村ではさくらねこ無料不妊手術事業に登録しているため条件を満たせば助成が受けられます。

その際に守らなければいけない条件は次の通りです。

・エサは時間と場所と対象の猫を決めて、必要な量だけ与えること。
エサを与える場所や時間を決める事でその時間にだけ対象の猫が来るようになり、猫が居着く事を防ぎます。

・置きエサはせず、給餌中は見守り、食べ終えたらすぐに片付けること。
ネズミや害虫などによる環境悪化、野良猫が居着くことによるトラブルを防ぎます。

・猫のトイレを設置し、ふんの改修・清掃を行うこと。
・トイレ以外にふんをした場合は、回収・清掃を行い周辺の清潔を維持すること。
猫の排泄物によるトラブルは野良猫へのクレーム理由としてもよく知られたものです。それを防ぐためには猫用トイレの設置や清掃活動が必要となります。

・不妊手術の際には猫の耳先をV字カットすることに同意すること。
・耳先にV字カットが入った猫は不妊手術済であることを必要に応じて近隣住民に説明し、その猫がこの場所で一生を全うするまで見届け転炉会えるよう理解者普及に努めること。
桜の花びらのように猫の耳先をカットすることでこの猫は不妊手術をしている事を示します。
ただし、まだ十分な理解が進んでいないため周知、普及に協力お願いするものです。

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