ミドコロ

更新日:2021年04月06日

ミドコロリスト

青空の下、白色凝灰岩をはらんだ断崖絶壁の筆ん崎を下から撮影した写真

筆ん崎

海抜87メートルの筆ん崎は、まるで垂直に削りとられたような断崖でとてもダイナミックな景観です。
数万年前まで霧島火山帯に属する火山の島であったことを物語り、白色凝灰岩(はくしょくぎょうかいがん)などの火山岩分布地としられ多彩で美しい表情を見せてくれます。

青空の下、奥に海が見える位置から筆ん崎の崖上にある緑広がるマハナ展望台を撮影した写真

マハナ

筆ん崎の崖の上に広がる広場で、展望台から周辺を望む東に沖縄本島、南に慶良間諸島、南西に渡名喜島、西に久米島などの島が見渡せます。
島を訪れる人は必ず足を運ぶ「粟国一」の景勝地 といえるでしょう。

青く澄んだ海水と海底遺跡と呼ばれている岩を撮影した海底写真

ダイビング

粟国島でもダイビングが脚光を浴び、県内外から多くのダイバーが訪れています。
最近"海底遺跡?"なるものが、地元のダイバーにより発見、撮影されました。この"海底遺跡"については、「昔の漁法のひとつ」とか「トゥージの製作の跡」などの説がありますが、真実は謎に包まれています。
 

晴れた日に緑色の雑木林に囲まれた白い砂浜が続く長浜ビーチと青い海を上空から撮影した写真

長浜ビーチ

島の東側に広がるビーチです。シャワーやトイレなどの設備もあり、地元の人はもちろん夏になると観光客も増え、ビーチは一気ににぎわい 、キャンプにも最適です。

  • (注意)キャンプの際には、前もって「使用申請」の提出が必要です。詳しくは粟国村 経済課(電話番号:098-988-2258)までお問い合わせください。
  • (注意)キャンプ用具のレンタルありませんので各自で準備して下さい。
晴天の下、緑の草木に囲まれた道の上に置かれた大きな水がめトゥージの写真

トゥージ

昔から水の乏しい粟国島では、西海岸にある凝灰岩(ぎょうかいがん)をくりぬいた大きな水がめ(トゥジ)に雨水をため飲料水にしていました。西海岸からくり船2隻で挟んで港まで運び、船の帆柱を棒にして5~60人の大人たちが交替で運んだそうです。
この巨大トゥージは親から長男に遺産として代々受け継がれ、現在も島の至る所で見られます。

自動で点灯するライトに照らしだされた黄土色の乳石や白っぽい石筍が伸びている鍾乳洞の写真

洞寺(テラ)

島の北海岸近く、周囲を雑木林に囲まれたところに大きな鍾乳洞があり、そこには約200年前に雲水という僧侶が、他の僧侶との賭けに負けて住みついたことから島の人達はここを洞寺(テラ)とよんでいま す。
古くから信仰心の強い島の人達はここを聖地と崇め、立木などの伐採を一切禁じ、島内外の信仰者の拝所になっています。

青空の下、緑の草木が茂る村民牧場とそこで飼育されている牛を写した写真

村民牧場

粟国は"ソテツの島"と呼ばれるほど、自生

のソテツが多い島です。昔は飢饉の際の非

常食糧として、欠かすことのできない作物

でした。
また、子供たちにとっては、おもちゃとし

ても重宝されていて、葉っぱで作る"虫カゴ"

や実で作る"笛"それと葉っぱを2、3枚束ねて"ホウキ"としても使っていました。
現在では、このソテツ原野を利用し、保護し

ながら村営牧場として約70頭の牛を飼育して

います。

晴天の下、青い海を背景に粟国漁港と書かれた乳白色の石と海岸線を撮影した写真

粟国漁港

平成14年4月供用開始。
自然環境に配慮した出島方式で、橋で連結し海岸線は自然のまま残し、環境に配慮した漁港です。

この記事に関するお問い合わせ先

経済課

〒901-3792
沖縄県島尻郡粟国村字東483番地
電話:098-988-2258 ファックス:098-988-2464